ホーロー鍋は表面のコーティングを傷つけないよう扱いに注意とよくいわれています。
傷つけたりコーティングのホーローが剥がれてしまったりしたときは、体に害はないのか気になるところですね。
結論をお伝えすると、ホーローが剥がれても有害物質(毒性)が出ることはなく、体に悪いという事はないといわれています。
実際に我が家ではストウブとルクルーゼのホーロー鍋を10年以上使用していますが、体に悪影響は感じた事はありません。
我が家は4人家族ですが、ご飯を炊くときはストウブの20㎝を使用しています。ご飯が2合炊け丁度良い量なので、毎朝、炊き立ての美味しいご飯が食べれてます。
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ここからは、さらに詳しく危険性の詳細やデメリット、安全性、修理などについても詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ホーロー鍋の危険性。剥がれは体に悪いかストウブ・ルクルーゼで解説!
我が家で使用している22㎝のルクルーゼの鍋です↑
ホーロー鍋とは、主に鉄の素地にガラス質のコーディングを施した鍋のことです。
鉄の良いところ(熱伝導率が良い・頑丈で強いなど)を活かしつつ、さびやすい等のデメリットをコーティングがカバーしています。
さらにガラス質ならではのにおいの移りにくさや汚れの落としやすさも持ち合わせています。
このコーティングのホーローが傷ついたり剥げたりしたときにサビがでますが、その錆(サビ)は体に害はないのか、危険はあるのか気になるところですね。
結論をお伝えすると、ホーローが剥がれた部分や鉄の部分から、化学反応が起こったり有害物質が出ることはありません。
また鉄の部分がさびてしまっても、鉄サビは病気になる等人体に影響があるという事はいわれていません。
もし、気になるようでしたら鉄サビに強い使用のホーロー鍋やフライパンを選択する事をお勧めします。
実際に我が家は、ストウブの鍋とルクルーゼの鍋を使用していますが、そのせいで体に悪い影響が出た事はありませんよ。
私は4人家族でルクルーゼの22㎝を使用しています。肉じゃがやカレーを作るときに沢山つくれるのでとっても便利です
ホーロー鍋の安全性。コーティングが剥がれた場合は放っておいてもOK!
高温で調理をしたり、落としたりなどの衝撃を与えたときに、コーティングが剥がれることがあります。
先ほどお伝えした通り、コーティングが剥がれても体に有害な物質が出ることはありません。
ただ、コーティングが剥がれると、他のホーロー部分にも負担がかかることになるので、焦げ付かせないようにしたりこまめに焦げを取ったりと、扱いには注意が必要になります。
また、コーティングが剥がれた部分から鉄の素地が出ているので、その部分に食材がくっつきやすくなったり、さびやすくなります。
洗ったあとはすぐに水分を拭き取るなど注意が必要です。
24㎝の鍋も大きくて大量に作ってストックしておきたい時や、肉じゃがを作り、次の日は肉じゃがカレーにしたい時などに便利です
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ホーロー鍋のデメリット
ホーロー鍋のデメリットとしては、「焦げ付きやすい」「重い」「強火で使えない」などがあります。
それでは一つずつご紹介します♪
焦げ付きやすい
最近はフッ素樹脂加工など焦げ付きにくいものも多いので、それらに比べるとホーロー鍋は焦げ付きやすいですが、汚れを落としやすい性質上、水やお湯でふやかすと割と簡単に取れますよ。
また頑固な焦げ付きに対しては重曹で煮沸することできれいに落とせます。
重い
重いというのはデメリットでもありますが、メリットでもあります。
この重さのおかげで下で紹介するような煮物料理や白米がとても美味しく仕上がります。
皿洗いの時は確かに22㎝とかの大きい鍋だとかなり重たいですが、料理の保温性や美味しく仕上がる事を考えると、これはこれで納得がいきます。
強火で使えない
強火で使えないというのは、急激な温度変化はホーローに負担をかけるからです。
同じ理由で急に冷やすのもNGです。
ホーロー鍋は熱伝導率が良いので、強火を使わなくても、最初に中火→鍋が温まったら弱火という使い方で、しっかり熱が入りますよ。
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ホーロー鍋は修理に出せるかチェック!
ホーローが剥がれたり傷ついたりしたときに、修理を受け付けているメーカーは残念ながらほとんどありません。
有名なメーカーだとルクルーゼやストウブは修理は不可ですが、バルミューダは有償で受けつけています。
修理をしながらでもずっと使い続けたいという場合は、購入前にぜひチェックしてみてくださいね。
20㎝の鍋も使いやすいと評判です
ホーロー鍋はIHは使えないのかチェック!
ほとんどのホーロー鍋は、直火、IH、ハロゲンヒーター、オーブンといった様々な熱源に対応しています。
炒めてから仕上げはオーブンでといった使い方もできるのが嬉しいですね。
さらにホーロー鍋はおしゃれなものも多いので、出来上がったらそのまま食卓に出しても素敵です。
見た目だけでなく、保温性が高いので温かいまま食卓に出せるのもポイントですね♪
ホーロー鍋におすすめのレシピ(料理)
ホーロー鍋におすすめの料理を紹介します。
ホーロー鍋には、しっかり重さのある鋳型ホーロー鍋(鉄を溶かして形作るもの)と、軽いタイプの鋼板のホーロー鍋(薄い金属の板を曲げてつくるもの)があります。
ここでは、しっかり重さのある鋳物ホーロー鍋におすすめの料理を紹介しますね。
カレーやシチュー
重みのあるホーロー鍋は、じっくりムラなく食材に火を通し、食材の甘みを引き出してくれるのが特徴です。
そのためカレーやシチューといった煮込み料理に最適です。
特に我が家では、ルクルーゼの鍋で肉じゃがを大量に作り、その余った肉じゃがで次の日はいつもカレーを作っています♪
肉じゃが
野菜から出る水分で美味しく仕上がり、ゆっくり火が入ることで煮崩れもしにくいのが嬉しいですね。
火を消したあとも温かさをキープし余熱でしっかり味が染み込みますよ。
豚の角煮などもホーロー鍋にぴったりですね♪
すき焼き
熱伝導率が高いホーロー鍋は、すき焼きにもおすすめです。
色々な熱源に対応しているホーロー鍋は卓上のコンロやIHでも使えますし、おしゃれなホーロー鍋ですればホームパーティーも楽しいですね♪
石焼き芋
「石焼き芋」は、小石を熱して、その小石から遠赤外線が放射されることでさつま芋の中がじんわりと温められ、甘く美味しく仕上がります。
なんとホーロー鍋は、小石を入れなくても遠赤外線が放射されます。
ホーロー鍋を温めると鍋の中で遠赤外線が発生し、その熱でさつま芋の中にゆっくり火が入るので、石焼き芋のように甘く美味しい焼き芋が作れるんですね♪
白米
炊飯も、ホーロー鍋の得意料理です。
しっかりと重いフタのおかげで蒸気が逃げずに、短時間でもっちりと甘いご飯ができますよ。
玄米や赤飯もおすすめです♪
ポトフ、ポタージュ
ホーロー鍋でスープを作ると、野菜の甘みが溶け出した奥深い美味しいスープができます。
また、野菜から水分が出るので入れる水が少ないのも美味しさの秘訣ですね。
まとめ
ホーロー鍋の危険性やデメリット、コーティングの剥がれなどをご紹介しました。
- ホーローが剥がれても有害物質は出ず、そのまま使える。
- 剥がれた部分の鉄がさびてしまっても鉄サビは人体に影響はない。
- ホーローが剥がれると他の部分に負担がかかったり焦げ付きやすくなったりするので扱いに注意は必要。
- 修理してくれるメーカーは少なく、その中でもバルミューダは有償で受け付けている。
- 直火やIH、ハロゲンヒーター、オーブンといった様々な熱源に対応しているものがほとんど。
ホーロー鍋は大切に使えば一生ものと言われている耐久性にすぐれたお鍋です。
少しの傷や剥がれは心配せず、それもホーロー鍋の味としてぜひ楽しんでくださいね。
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